恋愛弱者の生き残り戦略

恋愛における利己的な遺伝子

恋愛において遺伝子の生存戦略を理解することは大切です。

なぜなら、人間は常に遺伝子によってコントロールされてきたからです。

本能という司令官によって人を好きになり、結婚し、子作りをします。

これら人間の本能について進化生物学の視点から書いていきたいと思います。

利己的な遺伝子の3つの特徴

生命が誕生する以前、この地球上には奇跡的にも自分をコピーする能力をもった分子が誕生しました。

これは自己複製子と呼ばれるものですが、今では人々に「遺伝子」と呼ばれています。

この遺伝子の特徴は大きく3つに分けられます。

  1. 長生き(遺伝子の分解されにくさ)
  2. コピーを素早くする多産性(遺伝子のコピーが速ければ速いほど、当然それだけ数を増やすことができる)
  3. コピーの正確性(遺伝子の数を増やすためには、エラーが少なければ少ないほど望ましい)

このように、長生き、多産性、コピーの正確性が優れた遺伝子であり、後世に遺伝情報が残る可能性の高い遺伝子となります。

我々(遺伝子)は人生をかけてこれらの3つの条件を満たす遺伝子を持つ相手を探し続けています。

つまり、この3つの特徴を満たしている生物は需要が高い、「モテる」生き物なのです。

それを求めることが我々(遺伝子)の生きる目的であり、その手段の一つとして恋愛が存在しています。

遺伝子はコピー能力(自己複製)を持っているので、遺伝子にとって我々はただの乗り物であり、その乗り物を乗り捨てて遺伝子は半永久的に生存することができるのです。

客観的にこれらをみると、我々はは自覚せずして利己的な遺伝子の命令に従っているといっても過言ではないのです。

親子間の利他的行動について

次は進化生物学からみた親子関係を説明していきたいと思います。

子どもが親の遺伝子を半分ずつ受け継いでいるのは、親が子を守る最大の理由です。

親が自分と似た遺伝子の子どもを守り育てるのは、自分と似た遺伝子を次の世代に受け継がせるためなのです。

また、残された時間という関係上、子どもは親よりもで遺伝子を複製できる可能性が高い。

なので、親子間の利他的行動(子育て)は利己的な遺伝子から見ても理にかなったものといえるでしょう。

親が子どもに早く結婚しろだ、安定した大きな会社に入れ、公務員になれ、というのも確実に自分の遺伝子を後世に残すための本能からの助言なのです。

子どもからしたらこっちの希望や幸福を無視したようなアドバイスに受け取ってしまいがちですが、遺伝子が親にいわせていると思えれば結果に納得できるのではないでしょうか。

「人は自分と似た人を好む」、「類は友を呼ぶ」こういった慣用句は自分と似た遺伝子に近づき、お互いの遺伝子をお互いが守り、後世に残していこうという本能的な習慣なのです。

なぜ、遺伝子は自殺する?

よく考えれば自殺とは遺伝子の自己複製とは真逆の行為です。

しかし、ここで重要になってくるのが自己複製子の機能なのです。

自己複製子とは遺伝子やミーム(会話などを通して人から人へと伝わる情報、人類の文化を形成するための伝統や風習、慣習、常識、知識、振る舞いなどに類する脳内の情報)など、自らの複製を作る能力を持つ分子です。

この自己複製子があるからこそ遺伝子は自己複製して、自らの遺伝情報を後世に残すことができる。

ミームも遺伝子同様に自己複製子を持っていて、ミーム自身(情報や文化)を自己複製する目的を持っています。

世の中には流行り廃りがあり、1年で消えてなくなる文化(ミーム)もあれば、宗教などの何十世紀も生き残る文化もある。

これらの文化は遺伝子同様、自らを自己複製させる使命を持っているのです。

遺伝子についてもそうですが、なぜかと問われれば結果的にそうなっているとしかいいようがないのです。

1分子に理由を聞いても答えてくれる可能性は0であるから、結果から理由を推測するしかないのです。

自己複製子にとって道徳的価値観などまったく関係はないのです。

現に自殺や独身主義というブーム?は今も続いていて遺伝子にとっては最悪の選択です。

自殺は自分の遺伝情報をこの世から断ち切ってしまいます。

なので、文化は遺伝子の乗り物(人間)を時に支配し、淘汰してしまうこともあるのです。

これが、利己的な遺伝子の意図に反して人間が自殺する理由なのです。

まとめ

今回の記事は少し難しい内容になりましたが、遺伝子を理解することは恋愛でも大変役立ちます。

イケメン高収入や若くて綺麗な人がモテるのは遺伝子の生存戦略に沿った結果なのです。

僕たちは自分の価値観から理想の相手を決めているようで、実際は遺伝子の指令に盲目的に従っているだけなのかもしれません。

要点まとめ
  • 遺伝子には自己を複製させる自己複製子というものがあり、遺伝子にとって自己複製することが最大の目的である
  • 人間は遺伝子が自己複製するために恋愛し、結婚し、子作りをする
  • 長生き、多産性、コピーの正確性が優れた遺伝子
  • 人は遺伝子を自己複製するのと真逆の自殺という行為をする時がある
  • その原因はミーム(文化)の自己複製目的が遺伝子の自己複製目的を上回ったから

《参考書籍》

 

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ホールデン
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