恋愛弱者の生き残り戦略

人はどんな異性のタイプを選択するのか?

この記事では動物と人間はどんな異性のタイプを選択するのか書いていきたいと思います。

また、オスとメス(男性と女性)に分類して書いていき、LGBTなどは考えず大きな分類で話をすすめていきます。

性別による生殖スタイル

基本的に生殖に関してオス(男性)は「分散型」で、メス(女性)は「一点集中型」です。

これが両者の遺伝子の生存戦略に適った生殖スタイルとなります。

前回の記事のおさらいですが、生物が求める遺伝子の特性はこちらの3つです。

  1. 長生き
  2. 多産性
  3. 正確な複製
恋愛における利己的な遺伝子恋愛において遺伝子の生存戦略を理解することは大切です。 なぜなら、人間は常に遺伝子によってコントロールされてきたからです。 ...

この3つの特性を持つ相手探しに生物は奔走するのですが、そのために最も効率いい方法は何でしょうか。

それはオスにとって数を打つこと(分散型)で、メスにとって時間をかけること(一点集中型)なのです。

この大きな違いは「出産」という大きなイベントが原因となります。

特にメスの場合だいたい1年近くの妊娠期間があります。これは時間的にも身体的にも大きな負担になるのです。

そのため、大きなリスクを背負うメスは相手探しに慎重になります。

逆にオスは出産をしないので数を打つ方余裕が与えられています。

なので、種付けが成功したら次の相手探しをして分散投資するのです。

要するに「浮気」です。

動物が選択する異性のタイプ

先ほどの内容で性別による生殖スタイルが理解されたと思います。

この生殖スタイルを土台として、異性を選択する際のタイプ分けができるようになります。

次はそのことについて書いていきます。

「スペックの高いオス」or「誠実なオス」

基本的にメスが選択するオスは2つのタイプになります。

  • スペックの高いオス
  • 誠実なオス

「スペックの高いオス」とは外見が優れていてたくましく、甲斐性がある。

スペックが高いオスは優秀な遺伝子と甲斐性を持っているので、優秀な子を作ることができる。

なおかつ、パートナーと子が生きていくための生活基盤を優れた甲斐性によって、子孫代々と支えていくこともできます。

しかしながら、先ほども書いたようにオスは基本、生殖に関しては「分散型」です。

オスの本能からしたら種を撒き散らして、子育てなどはメスに任して種まきに集中したいのです。

それが、遺伝子が自己複製していくための最適解になります。

人間界をみても分かるとおり、優秀な男は浮気の1つや2つは当たり前にする。

大物経営者にもなると、婚外子(結婚していない男女の子)が何人もいる。

これらはオスの本能が指令を出しているのである意味仕方のないことです。

女性には理解されないとは思いますが...

なので、浮気をしない男性を望む女性は浮気できるほどの魅力がない(スペックが低い)男性を選ぶべきなのです。

次に「誠実なオス」です。もちろん世の中、浮気性のオスばかりではありません。誠実なオスもいます。

しかし、補足説明しますが、「誠実なオス」とは「スペックの高いオス」になれなかったオスです。

もちろん、スペックの高さは相対的なものなので、「スペックの高いオス」は少数派です。

多数のオスは「誠実なオス」になるしかないのが現実なのです。

どちらにもなれないオスは自然の淘汰圧に負けて遺伝子を残すことができません。

「誠実なオス」は「スペックの高いオス」とは違うので、異性と生殖するチャンスはあまりないのです。

そういった場合、どうすれば遺伝子を後世に残せるかというと1回のチャンスを大事にするのです。

メスからしても誠実なオスは浮気もしないので捨てられることもなく、子供の面倒も見てくれる良いお父さんなのです。

そのかわり、優秀な遺伝子や甲斐性などのスペックは期待できないことになります。

このようにメスにとっての理想のオスというのはどこかで妥協しなきゃならないのです。

  • 「スペック」を選ぶならオスが浮気して逃げるリスクが高い。なおかつ、そのようなオスは他のメスからも魅力的なので、落とす難易度も高い
  • 「誠実さ」を選ぶならたいして魅力はないが、浮気して逃げるリスクも落とすリスクも低い

結局のところ何かを望むなら、何かをあきらめるという妥協が大切なのかもしれません。

「尻軽のメス」or「恥らうメス」

今度はオスが選択するメスのタイプ「尻軽のメス」「恥らうメス」を書いていきます。

  • 尻軽のメス
  • 恥らうメス

先ほども書きましたが、遺伝子を後世に残すためにメスがとるべき基本戦略は「一点集中型」です。

ですが、「尻軽のメス」はどんな動物にもいます。オスのように分散的に生殖を行い遺伝子を残していくタイプです。

もちろん、分散型のメスは子育てを自分1人で行う可能性が高く、子供に多くの投資ができません。

また、どんな動物でもメスの生殖期間が短いのが当たり前なので、年老いてからの子育ては母体にとって高いリスクとなります。

なので、「尻軽のメス」は若いうちになるべくスペックの高いオスと生殖するというギャンブルを犯しているのです。

本当にスペックの高いオスを捕まえてそのオスと上手い具合に絆を築ければ、メスの遺伝子にとって得るものが大きくなります。

また、分散型のオスにとっても「尻軽のメス」は好都合です。

しかしながら、そのギャンブルはあまり効果的ではないように僕は思います。

なぜなら、「尻軽のメス」は少数派だからです。

もし、本当に尻軽行為がメスという性の本質からみてメリットが高いなら、多数派になっているからです。

そうならないということは、あまりメリットが大きくないからでしょう。

次は多数派の「恥らうメス」です。

こちらはその名のとおり、恥らうという行為によって生殖まで長い期間をオスに要求するメスです。

生殖まで長い期間を要求するのは「恥らうメス」にとって大きなメリットがあります。

まずは、生殖まで長い期間を置くことによって相手のオスが誠実かどうかを見極めることができます。

次に、オスが生殖まで長い期間を要したことによって、メスに対して愛着を築かせることが可能です。

そのおかげでオスが他のメスに簡単にそそのかされることを防げます。

基本的に分散型の生殖傾向を持つオスにとって都合がいいのは「尻軽のメス」です。

しかし、「尻軽のメス」は圧倒的に少数派かつ「スペックの高いオス」を求めるので多数派のオスとメス両者からみても嫌われやすく、遺伝子を残すのが困難なタイプになります。

そういった観点から見ても「恥らうメス」というのが圧倒的多数派に落ち着くのでしょう。

  • 「尻軽のメス」を選ぶことはオスにとって好都合。しかし、スペックの高いオスにしかなびかないので、あまり評価されない。また、圧倒的に少数派
  • 「恥らうメス」は生殖まで長い期間の忍耐を要するが、お互いの関係が長続きしやすい。また、多数派

人が選択する異性のタイプ

正直言って、これに関しては様々としか言いようがありません。

極楽鳥の場合は色鮮やかできれいな羽を持つオスが競い合ってメスに選ばれようとがんばります。

しかし、人間の視点で見てみると女性の方が派手なファッションに気を使い、男性のほうが比較的地味な服装をしています。

かといって、男性が選ぶ立場にあるかといえばそうではありません。

男性から女性にアプローチするのが今のところ主流となっています。

  • マッチョ好きの女性がいれば、ガリガリ好きの女性もいる
  • ぽっちゃり好きな男性がいれば、スレンダー好きの男性もいる
  • イケメン好きの女性もいれば、イケメン嫌いの女性もいる
  • 尻軽が好きな男性がいれば、恥じらいが好きな男性もいる

結局のところ人間社会は様々なミーム(価値観)が交じり合っているので、個人による価値観が多様化しすぎてしまっているのです。

しかし、表層的な面で言えば異性のタイプは多様化していますが、遺伝子の本質的な部分では「スペックの高いオス」or「誠実なオス」VS「尻軽のメス」or「恥らうメス」という構図はとても参考になる部分が多いと思います。

これからあなたが恋愛をしていく上でのヒントとして扱ってください。

もしあなたが女性なら今まで出会ったことのない高スペック男子に優しくされたからといって、その人が中身も誠実ですばらしい人と決め付けてはダメです。

それは、時間をかけて見極めなければなりません。

また、あなたが男性ならめずらしく自分に優しくしてくれる女性に遭遇したとしても勘違いしてはだめです。

僕の経験上、その女性は誰にでもそういった態度で接しています。

そういった女性にアプローチかけるのはかなり辛い恋愛になるので覚悟してください(笑)

まとめ

「人はどんな異性のタイプを選択するのか?」に対しての答えは様々です。

しかし、遺伝子の生存戦略上の多数派タイプは「誠実なオスVS恥らうメス」となります。

そこを基本ベースとして、表面的な異性の好みによって相手を選択していくのが人間ではないでしょうか。

要点まとめ
  • 「スペックの高いオス」or「誠実なオス」VS「尻軽のメス」or「恥らうメス」という構造が動物の基本的スタンス
  • 人間の場合は様々な価値観が混合しているので分かりやすく上記のようにはならない

《参考書籍》

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